院長紹介
院長挨拶
健康な状態から精神疾患の発症までには連続性があり、その背景にあるライフスタイルの課題に対するサポートが重要です。疾患に対する治療だけでは、理想とする生活を送るための体力、気力を養うことは困難です。当院は、大規模な医療機関では手の届きにくい、個人の生活スタイルに寄り添った治療をおこなうことを目的としています。
当院の治療の特徴は、「医療・運動・休息」の3本柱です。
- 医療:精神科医による診療、漢方を含めた薬物療法等
- 運動:心理師による個別の運動プログラム
- 休息:精神保健福祉士によるリラクゼーションプログラム(タクティール®ケア)
これらはすべて個別のプログラムで、症状に応じて組み合わせることが可能です。単独の利用もできます。
渡 路子 (わたり みちこ)プロフィール
1973年生まれ。東京都出身、藤沢市在住。
日本医科大学卒業。日本医科大学付属病院、千葉県精神科医療センターで急性期の精神疾患を治療する精神科医師として勤務。精神医療制度運用の地域差や保険制度の壁を目のあたりにし、医療現場での問題意識を行政に伝える重要性を感じ、2006年より厚生労働省にて心の健康づくり対策官を務める。
2010年に宮崎県精神保健福祉センター長に就任、2011年東日本大震災における被災者の心のケア活動にたずさわった。2012年に国立精神・神経医療研究センター室長、2015年に厚生労働省委託事業・災害精神科医療チーム(DPAT)事務局次長に就任し、臨床での診療とともに、全国の災害精神医療体制の整備をおこなう。2021年に内閣府の外局であるカジノ管理委員会委員として国のギャンブル依存症対策にもたずさわる。
これまでの急性期医療、地域保健、行政などの幅広い経験から、大規模な医療機関では手の届きにくい、生活スタイルに寄り添った支援をおこなえる仕組みの必要性を感じ、2025年1月に開業する。心の健康を支える社会の仕組みづくりから関わり、一人ひとりに向き合った治療まで、切れ目のない支援を提供することを目標とする。
主な経歴
1999年 | 日本医科大学医学部卒業 |
---|---|
1999年 | 日本医科大学付属病院精神神経科 医師 |
2001年 |
千葉県精神科医療センター 医師 |
2005年 |
東京都立豊島病院神経科 医師 |
2006年 | 厚生労働省 心の健康づくり対策官、課長補佐 |
2009年 | 宮崎県立宮崎病院精神医療センター 医長 |
2010年 | 宮崎県精神保健福祉センター長 |
2012年 | 国立精神・神経医療研究センター室長 |
2015年 | 厚生労働省委託事業・災害精神科医療チーム(DPAT)事務局次長 医療法人桜並木診療所理事 |
2021年 | 内閣府外局・カジノ管理委員会委員 |
資格
- 精神保健指定医
- 医学博士(精神行動医学)
職員紹介
池田 美樹(いけだ みき)
早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程満期退学
公認心理師・精神保健福祉士・臨床心理士・日本ストレスマネジメント学会認定ストレスマネジメント®実践士
日本公認心理師協会理事、日本ストレスマネジメント学会常任理事
桜美林大学リベラルアーツ学群准教授、桜美林大学陸上部顧問
早稲田大学人間科学研究科卒業後、総合病院精神科で勤務開始。地域の基幹病院である武蔵野赤十字病院精神科にて、身体各科とのリエゾン・コンサルテーション、職場や地域の心の健康支援活動、災害支援活動に従事。現在は桜美林大学リベラルアーツ学群准教授として教育・研究活動を行うとともに、桜美林大学陸上部顧問としても活動している。
主なランニング歴と自己ベスト
- 800m 公認2分46秒00(年代別W50 1位)
- 5k 19分41秒(2022.1)
- 10k 40分34秒(2021.2)
- ハーフ 公認1時間31分12秒 (Net 1時間30分46秒)
- フル 公認3時間19分2秒 (Net 3時間17分56秒)
- 大会入賞歴多数
城倉 かほる(じょうくら かほる)
精神保健福祉士、タクティール®ケアⅠセラピスト(日本スウェーデン福祉研究所認定)
学習院大学文学部卒業
食品メーカーの販売部、営業部を経験後、精神保健福祉士の資格を取得。
愛知県の精神科病院にて、精神保健福祉士として勤務。男性急性期病棟、亜急性期病棟を担当。患者、家族向け勉強会、入退院時面接や相談支援、
退院前訪問なども受け持つ。精神保健分野の早期介入や予防の大切さを感じ、より生活に近いクリニック勤務へ。東京都内の精神科クリニックで、初診時面接、各種制度利用支援、障害年金申請援助、訪問看護に従事。面接を重ねるうちに、受診までの迷う期間の短縮や家族のケア、予防の重要性を感じ、誰にでも心地よさや安心感を持ち帰ってもらえるケアを探し、タクティール®ケアに出会う。長谷寺など湘南~鎌倉エリアのイベントやカフェでも施術。
顧問紹介
寺尾 隆宏(てらお たかひろ)
株式会社rollingbase 代表取締役
蓑原ローリング療法講師
インテンション株式会社 顧問
1979年大阪府生まれ。幼少期よりサッカーを始め、高校時代にローリング療法に出会う。
高校卒業後1999年-2002年まで渡仏し日本のコレクションブランドでビジネスを学び、13年間アパレル業界で経営企画や店舗経営に従事するが30歳の時に始めたマラソン競技での故障をきっかけに施術家の道に転身。
2015年8月に東京にてランナー向けコンディショニングサロンrollingbaseを設立。
2018年よりリオ五輪 男子陸上4×100mリレー 銀メダリストの飯塚翔太選手(ミズノ)の専属トレーナーに就任し、日々のケアだけでなく国内外の大会に帯同しており世界陸上は5回、オリンピックは東京、パリと4大会連続出場に貢献している。
個人の特性に合わせた施術やトレーニング指導がトッププロから市民アスリート、アスリートマインドを持つエグゼクティブから高い評価を得ており、最近では施術機器メーカーやエステサロンの顧問も務める。
ウェルネスに関わる法人とのコラボレーションで幅広く活動の範囲を拡げながら自身も市民ランナーとしてマラソン競技の記録更新とトレーニングに励み、大人のアスリート活動を追求し続けている。